西洋イワナンテン 『フロマージュ』（Leucothoe fontanesiana ‘Fromage’）は、白い斑が美しく、従来の南天よりも小葉なので寄せ植えにもおすすめです♡

ナンテン（南天）は「難を転ずる」として、縁起の良い木として昔から親しまれています。

気温が下がると葉先が紅葉し、春にはすずらんのような白い花を咲かせ、四季の移ろいを感じられます。

落葉することなく、年中美しいツヤのある葉を楽しめ、低木なので、グランドカバーとしても人気です♪



学名：Leucothoe fontanesiana ‘Fromage’
科名：ツツジ科

属名：イワナンテン属

原産地：北アメリカ

分類：常緑低木

草丈：30～50cm程度

成長速度：ゆっくりと成長しますが、横に広がりやすい性質があるため、グラウンドカバーとしても適しています。

耐暑性：中程度
夏の直射日光に当たり続けると葉焼けすることがあるため、半日陰や明るい日陰の場所が適しています。夏の高温多湿には強いですが、真夏の直射日光には注意が必要です。

耐寒性：強い
-15℃程度の寒さにも耐えます。寒冷地でも冬越しが可能で、地植えで楽しむことができます。


＜育て方＞

日当たり：明るい日陰や半日陰を好みます。
直射日光の強い場所では葉が焼けることがあるので、特に西日の強い場所は避けると良いです。

水やり：乾燥に弱いため、特に夏場は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。過湿になりすぎないようにし、適度な湿度を保つように管理します。

土壌：水はけが良く、やや酸性の土壌を好みます。ツツジやブルーベリーなどと同じく、酸性の土壌で育ちやすいです。

肥料：植え付け時に緩効性の肥料を施し、その後は春と秋に追肥します。ただし、多肥は避け、控えめな量で管理するのがポイントです。

剪定：剪定は基本的に不要ですが、形を整えたい場合は早春に軽く剪定を行うと良いでしょう。不要な枝や古い葉を取り除くことで、通気性が改善され、病害虫の予防にもなります。

病害虫対策：風通しの良い環境で管理すれば病害虫は比較的少ないですが、アブラムシやカイガラムシが付くことがあるため、早めに取り除くことが大切です。