スモークツリー『フレーム』は、初心者にも育てやすい手間の少ない植物で、四季を通じてその美しい変化を楽しむことができます。

５月～７月頃にかけて、ふんわりとした細かな花房が枝先に咲き、その姿がまるで煙が立ち上るように見えることから「スモークツリー」と呼ばれています。『フレーム』は特に鮮やかな紅葉が美しく、秋になると深紅やオレンジに染まり、庭や景観を鮮やかに彩ります。

成長が早く、剪定もしやすいので、庭木としてだけでなく、シンボルツリーや寄せ植えにも適しています。丈夫で乾燥にも強く、手入れが簡単なため、ガーデニング初心者にもおすすめです。


属名: ウルシ科 (Anacardiaceae)
学名: Cotinus coggygria 'Flame'
別名: ケムリノキ

タイプ：落葉低木/中高木

草丈：2〜5メートル（剪定によって高さは調整可能）

耐暑性：高い
夏の高温にも耐えるため、日当たりの良い場所で問題なく育つ
（猛暑で葉焼けすることがあります）

耐寒性：強い
寒冷地でも育てることができ、冬の低温にも耐える


＜育て方＞

日当たりと場所: 日当たりが良く、風通しの良い場所が最適。半日陰でも育ちますが、日照が十分な方が花付きや紅葉が良くなります。

水やり: 地植えの場合、定着後は特に水やりは必要はなく、乾燥に強い。ただし、植え付け後の初期は土が乾燥しすぎないように水を与えます。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらしっかりと水を与えます。

土壌: 水はけの良い土を好みます。ややアルカリ性の土壌がベストです。

剪定: 花が咲いた後や冬期の休眠期に軽く剪定することで形を整え、枝の込み合いを防ぎます。また、剪定により樹高を調整しやすいです。

肥料: 基本的に肥料はあまり必要ありませんが、春先に緩効性の肥料を少量与えると、より元気に育ちます。