スキミアは、秋から春にかけて長期間楽しめる美しい蕾（つぼみ）と、肉厚で艶のある濃い緑色の葉が魅力の常緑低木です。
日陰や寒さに強く、管理しやすいです。


・分類　ミカン科ミヤマシキミ属の耐寒性常緑低木（樹木）
・原産地日本原産のミヤマシキミのヨーロッパ改良品種
・蕾の観賞期9月～翌年4月頃（品種により差があります）
・開花時期3月～4月頃（白く芳香のある小花）
・樹高・草丈30cm～1m（品種により異なります）
・耐寒性強い（-5℃～-8℃程度まで耐える）
・耐暑性やや弱い（日本の高温多湿な夏が苦手）


スキミア『ルベラ』（Skimmia 'Rubella'）

・品種タイプ　赤い蕾をつける代表的な品種

・特徴　秋から冬に鮮やかな赤い蕾を房状につけます。深い緑の葉と赤のコントラストが美しく、冬の庭のアクセントに最適です。

・草丈（目安）60cm～1m


スキミア『ホワイトグローブ』（Skimmia 'White Globe'）

・品種タイプ　緑色の蕾をつけるコンパクトな矮性（わいせい）品種

・特徴　丸くまとまった爽やかなグリーン（淡い緑）の蕾が特徴です。蕾は寒さで変色せず、春までその色を保ちます。コンパクトなため寄せ植えにも使いやすいサイズ感です。

・草丈（目安）30cm～40cm


✅ 育て方のポイント

スキミアは基本的に丈夫ですが、日本の夏の暑さと過湿に注意することで、より長く美しく楽しめます。

置き場所： 年間を通して半日陰を好みます。特に夏の強い直射日光や西日は避けてください。
水やり： 乾燥気味を好み、過湿による根腐れを嫌います。土の表面が乾いてからたっぷりと与えましょう。
用土： 水はけと通気性の良い、やや酸性の土壌が適しています。
夏の管理： 風通しの良い涼しい場所で管理し、水切れさせないように注意します。

＊房の数やお花のボリュームは個体差があります。